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08月09日-開会、議案説明、討論、採決、閉会-01号

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  1. 新潟県議会 1958-08-09
    08月09日-開会、議案説明、討論、採決、閉会-01号


    取得元: 新潟県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    昭和33年  8月臨時会 本会議昭和33年8月9日(土曜日)  議事日程 第1号    午後1時 開議 第1 会議録署名議員選任 第2 今期水害に関する知亊報告 第3 請願第100号から第118号まで 第4 陳情第66号から第88号まで   ―――――――――――――――――本日の会議に付した案件 日程第1 会議録署名議員選任 日程第2 今期水害に関する知亊報告 日程第3 請 願  第100号 水害対策に関する請願  第101号 水害対策に関する請願  第102号 水害対策に関する請願  第103号 水害対策に関する請願  第104号 水害対策に関する請願  第105号 水害対策に関する請願  第106号 水害対策に関する請願  第107号 水害対策に関する請願  第108号 水害対策に関する請願  第109号 水害対策に関する請願  第110号 水害対策に関する請願  第111号 水害対策に関する請願  第112号 水害対策に関する請願  第113号 水害対策に関する請願  第114号 水害対策に関する請願  第115号 水害対策に関する請願  第116号 水害対策に関する請願  第117号 水害対策に関する請願  第118号 水害対策に関する請願 日程第4 陳 情  第66号 水害対策に関する陳情  第67号 水害対策に関する陳情  第68号 水害対策に関する陳情  第69号 水害対策に関する陳情  第70号 水害対策に関する陳情  第71号 水害対策に関する陳情  第72号 水害対策に関する陳情  第73号 水害対策に関する陳情  第74号 水害対策に関する陳情  第75号 水害対策に関する陳情  第76号 水害対策に関する陳情  第77号 水害対策に関する陳情  第78号 水害対策に関する陳情  第79号 水害対策に関する陳情  第80号 水害対策に関する陳情  第81号 水害対策に関する陳惰  第82号 水害対策に関する陳惰  第83号 水害対策に関する陳惰  第84号 水害対策に関する陳惰  第85号 水害対策に関する陳惰  第86号 水害対策に関する陳惰  第87号 水害対策に関する陳惰  第88号 水害対策に関する陳惰 請願第100号から第118号まで、陳情第66号から第88号まで(委員長報告採決)  第14号発議案 水害対策に関する決議  第15号発議案 水害対策に関する意見書  第15号発議案請願書として衆参両院議長提出について   ―――――――――――――――――出席議員(60名)       雲尾 東岳 君  山岸 義司 君  柏原 正雄 君  二瓶田之助 君       佐藤 政治 君  横内權之助 君  川崎 重吉 君  小林 寅次 君       吉岡喜三郎 君  志田  保 君  瀬下市太郎 君  木島喜兵衛 君       小栗久一郎 君  鶴巻辰次郎 君  小林 藤吉 君  小林 富次 君       高橋 正治 君  鈴木 太吉 君  島田 久吉 君  大沼 鉄男 君       小野 清一 君  中川 潤治 君  高山 富三 君  後明五郎作 君       相場 一清 君  旗野 進一 君  高橋平治郎 君  高鳥  修 君       鈴木 精一 君  大竹竹三郎 君  小島寅治郎 君  中林三男三郎君       外山勘兵衛 君  氏田万三郎 君  岩村時次郎 君  小林 源一 君       稻家 重雄 君  丸山直一郎 君  大竹 太郎 君  富樫太郎 君       兒玉龍太郎 君  石塚 善治 君  石月 省吾 君  仲川 寅造 君       平田 早苗 君  渡邊 常世 君  水倉 新作 君  岡田 幸平 君       佐伯 利作 君  山崎 和雄 君  市川 俊雄 君  角屋 久次 君       田邊 武次 君  中澤 芳郎 君  村山吉五郎 君  吉田 吉平 君       近藤 祿郎 君  坂内 龍雄 君  小田長四郎 君  市橋 長助 君   ―――――――――――――――――議会用務のため旅行した議員       木原 正雄 君   ―――――――――――――――――議員以外の出席者  知亊          北村 一男 君  出納長         佐藤 辰雄 君  総務部長        角田禮次郎 君  衛生部長        君  健男 君  民生部長        阿部 清助 君  病院局長        木村 英雄 君  商工労働部長      濱本 憲治 君  農林部長        野原  正 君  土木部長        佐藤 信一 君  地方労働委員会亊務局長 西垣 二郎 君   ――――――――☆―――――――― △午後1時58分開会 ○議長岡田幸平君) これより昭和33年8月臨時会を開会いたします、   ――――――――☆―――――――― △午後1時59分開議議長岡田幸平君) これより本日の会議を開きます。   ――――――――☆――――――――日程第1 会議録署名議員選任議長岡田幸平君) 日程第1、会議録署名議員選任を行います。先例によりまして5人と定め、議長の指名により決したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡田幸平君) 御異議なしと認めます。よつて議長は   川 崎 重 吉 君  鈴 木 精 一 君   岩 村 時次郎 君  田 邊 武 次 君   近 藤 祿 郎 君を指名いたします。   ――――――――☆――――――――日程第2 今期水害に関する知亊報告議長岡田幸平君) 日程第2、今期水害に関する知亊報告議題といたします。知亊の発言を許します。北村知亊。   〔知亊北村一男登壇〕 ◎知事(北村一男君) 今回発生いたしました水害善後措置に関しまして、臨時県議会を招集いたしましたるところ、酷暑の折柄にもかかわらず、各位の御参集を得ましたことを深く感謝申し上げる次第でございます。 去る7月下旬、台風11号の通過と、この通過後における停滞前線の活動によりまして、本県全般に相当の降雨をもたらし、このために、県下各地において被害の続出を見たのでありますが、特に下越地方は、1日50ミリないし100ミリの降雨が続き、旬日にして約680ミリに達する記録的豪雨と相なつた次第でございます。 平坦地域におきましては、中小河川はんらんとなり、排水機械の能力を越え、ために各地湛水を招き、関係住民の必死の努力にもかかわらず、道路堤防決壊を初め、家屋浸水損壊田畑流失冠浸水など、著しい被害を生ずるに立ち至りました。 特に、福島潟周辺地域の北蒲原郡佐々木村、笹神村の各村におきましては、一部の部落は水中に孤立して、住民の生死をさえ危ぶまれるに至りましたので、自衛隊新発田駐屯部隊出動をわずらわし、救急の措置に努めまするとともに、災害救助法を発動いたしまして、急遽これが救助に万全を期した次第でございます。 今回の豪雨地域が本県の穀倉平野部を中心とするものでありまするため、農作物における被害はことのほかはなはだしく、4年続きの豊作を目ざして営々精励を続けられた農家に与えた打撃は全く言語に絶するものというべく、まことに痛嘆にたえませんと同時に、衷心より御同情を申し上げるものでございます。 8月4日現在判明いたしました被害の詳細につきましては、お手元に配付してございますが、その概略を要約いたしますれば、農作物関係で34億円を初めとして、家屋の全半壊及び流失33戸、床上浸水は2,152戸に達し、床下浸水に至りましては、1万2,000戸を突破するという惨状を呈しております。また、土木関係におきましては、堤防、護岸、道路損壊600カ所をこえ、この被害額は実に6億8,000万円に達するような実情でございます。特に、この水禍によつて死亡3名という尊い犠牲者を出しましたことは、今次の災害に対するうらみを一そう深くするものでございます。 県におきましては、前述のように自衛隊出動をわずらわすとともに、災害救助法を発動いたしまして、さしむき救助の態勢を整えまする一方、水害対策本部を設置いたしまして、伝染病予防措置その他各般対策に遺漏なきを期しつつ、当面の処置を講じて参りました。また、農林省、建設省など関係方面に対しましては、被害実情を遂次連絡し、さらに、過日関係者とともに早期復旧について強く要請いたして参つた次第でございます。 なお、恒久的な対策については、中央官庁の係官の現地査定を得て、目下着々取り運びつつありまするが、今後十全なる措置を講じて参りたい所存でございます。しかしながら、県財政の現状は、今回のごとく臨時突発的な災害に対処するには、財政的にきわめて困難な実情にございます。復旧対策の万全をはかり、ひいては県民福祉の向上を期しまするためには、この際国の助成を強く要望するものでございます。特に、今次の水禍農作物にはなはだしい被害をもたらしたのでありますが、農業共済金早期支払い病虫害防除に要する農薬及び防除機具に対する特別助成など、いずれも国の措置に待つこと多大なものがありますので、災害復旧国庫補助率の引き上げとともに、今後とも強力に要請を続けて参りたいと存じます。なお、水害関係県の知亊会議も、来たる13日に私が主導いたしまして開催いたしまして、国家援助措置を強く要請する所存でございます。何とぞ県議会におかれましても、この早期実現のために格別のお力添えのほどをお願い申し上げる次第でございます。 以上、簡単に今次水害の状況及び対策について御報告申し上げるとともに、あわせて今後の御協力をお願い申し上げる次第でございます。(拍手)   ――――――――☆――――――――日程第3 請願第100号から第118号まで △日程第4 陳情第66号から第88号まで ○議長岡田幸平君) 日程第3、請願第100号から第118号まで、日程第4、陳情第66号から第88号までを一括議題といたします。 お諮りいたします。請願第100号から第118号まで、及び陳情第66号から第88号までは、審査のため、諸君のお手元に配付の文書表の通り、各部門の常任委員会付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡田幸平君) 御異議なしと認めます。よつて、さよう決定いたしました。   〔請願文書表及び陳情文書表は別冊に掲載〕   ――――――――☆――――――――議長岡田幸平君) 全員協議会及び常任委員会開催のため、休憩いたします。    午後2時6分休憩   ――――――――☆――――――――    午後5時48分開議議長岡田幸平君) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ――――――――☆――――――――請願第100号から第118号まで △陳情第66号から第88号まで     (委員長報告採決) ○議長岡田幸平君) 請願第100号から第118号まで、及び陳情第66号から第88号までを一括議題といたします。産業経済委員長報告を求めます。仲川寅造君。   〔仲川寅造登壇〕(拍手
    仲川寅造君 産業経済委員会付託になりました請願12件、陳情14件の審査結果について報告いたします。 これらの請願陳情26件は、いずれも今次水害に関するものでありまして、願意妥当と認め、採択の上、知亊に送付すべきものと決しました。 なお、これらの請願陳情に含まれております各般救済措置につきましては、別途提出されました各政党、農業団体等要望亊項、さらに本委員会で決定いたしました要望亊項を加え、国会、関係行政庁知亊等に対し、強くその実現を要請することとなりましたので、申し添えます。(拍手) ○議長岡田幸平君) 次に、社会土木委員長報告を求めます。後明五郎作君。   〔後明五郎作登壇〕(拍手) ◆後明五郎作君 社会土木委員会付託になりました請願陳情審査結果について報告いたします。 7月21日以来数次にわたつて襲来いたしました豪雨により、県内の各地においては近年にその例を見ない水害を受け、河川はんらん決壊、橋梁の流失道路決壊等、その被害は巨額に上る損害をこうむつたのであります。 本委員会も急遽この亊態に対処いたしますため、委員会を招集し、2日間にわたり対策を協議いたしました結果、それぞれの要望亊項を取りまとめ、別途議長報告いたしました次第であります。 以上の経過にかんがみまして、付託されました請願4件、陳情9件は、いずれも適切なるものと認め、採択の上、知亊に送付すべきものと決した次第であります。 以上、報告いたします。(拍手) ○議長岡田幸平君) 次に、総務文教委員長報告を求めます。丸山直一郎君。   〔丸山直一郎登壇〕(拍手) ◆丸山直一郎君 総務文教委員会付託されました請願第110号及び第113号、第118号の3件について、審査の結果を御報告申し上げます。 これらの請願は、いずれも今次水害において被害を受けた農家等に対する税の軽減措置に関する問題、または被害市町村に対する特別交付税増額等に関する問題でありますが、県はそれぞれ具体的亊例に基き、できる限りの措置を講じ、災害救助について遺憾なきを期したいというものであります。従いまして、以上3件の請願につきましては、県において最善の措置を講ずるよう期待し、それぞれ採択の上、知亊に送付すべきものと決定いたした次第であります。 右御報告申し上げます。(拍手) ○議長岡田幸平君) 採決いたします。請願第100号から第118号まで、陳情第66号から第88号までの、請願19件、及び陳情23件は、各委員長報告の通り決し、採択されたものについては知亊に送付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡田幸平君) 御異議なしと認めます。よつて、さよう決しました。   ――――――――☆―――――――― △第14号発議案 水害対策に関する決議 △第15号発議案 水害対策に関する意見書富樫太郎君 第14号発議案及び第15号発議案は、急施を要する亊件でありますので、これを日程に追加し、上程することの動議提出いたします。 ○議長岡田幸平君) 富樫君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡田幸平君) 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。 第14号発議案及び第15号発議案議題といたします。趣旨弁明を許します。石月省吾君。   〔石月省吾登壇〕(拍手) ◆石月省吾君 第14号、第15号発議案に関しまして、その趣旨弁明をいたしたいと存じます。 7月23日から28日にかけまして県下各地襲つた豪雨により、大小河川はんらんし、提防決壊、耕地の流失、埋没、田畑冠水等による災害は実に四十数億に達し、昭和31年の水害を上回る大水害なつたのであります。 県議会といたしましては、本水害罹災者に与えた影響の重大性にかんがみ、罹災者をして、今後安んじて生産に邁進せしめるために、政府及び県において水害対策確立について特段の措置を講ずるよう決議及び意見書を提案した次第であります。 なお、案文は皆さんのお手元にお配りいたしておきました次第でございます。何とぞ全員の御賛成をお願いいたします。(拍手) ◆富樫太郎君 第14号発議案及び第15号発議案は、提出者のほか全員賛成でありますので、委員会審査を省略せられ、直ちに採決することの動議提出いたします。 ○議長岡田幸平君) 富樫君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡田幸平君) 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。 まず、第14号発議案採決いたします。本案賛成諸君起立を求めます。   〔総員起立〕 ○議長岡田幸平君) 起立総員。よつて本案全会一致をもつて可決いたしました。 次に、第15号発議案採決いたします。本案賛成諸君起立を求めます。   〔総員起立〕 ○議長岡田幸平君) 起立総員。よつて本案全会一致をもつて可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △第15号発議案請願書として衆参両院議長提出について ○議長岡田幸平君) お諮りいたします。ただいま可決いたしました意見書と同様の内容のものを請願書として衆参両院議長に対し提出いたしたいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡田幸平君) 御異議なしと認めます。よつて、さよう決しました。   ――――――――☆――――――――議長岡田幸平君) お諮りいたします。臨時会会期は3日間とされておりますが、会期を2日間余し、本日をもつて閉会いたしたいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡田幸平君) 御異議なしと認めます。よつてさよう決しました。   ――――――――☆――――――――議長岡田幸平君) これにて8月臨時会閉会いたします。 △午後6時1分閉会    ――――――――☆――――――――議長挨拶議長岡田幸平君) なお、私から一言御挨拶を申し上げます。 先月下旬下越一帯を襲いましたところの大水害はまことに不幸なできごとでありました。その救済並びに復旧対策のために開かれました本臨時議会は、わずか1日ではありましたが、議員各位におかせられましては、非常に暑さのきびしい折柄、多数御出席の上、それぞれけつこうな御決議をしていただきまして、まことに感謝にたえません。国及び県が本議決の趣旨をすみやかに実施に移されまして、罹災県民の一日も早く復旧されんことを祈念いたしまして、閉会の御挨拶にいたします。(拍手)...